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第29回社団戦 感想戦

~ねこまど戦士がシーズンを振り返る~

邂逅

前年、2017年シーズンの社団戦の感想戦ブログで、自分はこう締めました。


『社団戦でも結果を出して、節目の年にしたい。』、と。


それは、ねこまどチーム7部から6部への昇級という形で成し遂げられたのではないかと思います。


級位者中心でねこまどチームが発足し4年目、ねこまどタマと2チーム編成になって2年目となった今シーズン、社団戦では参加チームの増加にともない新たに7部が創設され、ますます盛り上がりを感じるわけですが、ねこまどチームとしては落ち続けて2チームとも7部。


もちろん、チームとして1勝もできずスタートした1年目から、チームとして勝ち星をあげられた、去年より個人の勝ち星が増えたなど、毎年のように明るい話はあるけれど、それでももっと明るい話題をとなれば、それはやはりチームの昇級でしょう。 そんな中でチームのみんなと話し合い、練習会や合宿などもやってみて、編成にもテコ入れをし、それらの集大成が結果として形になったのは、とても嬉しく、感慨にひたりたくなります。


チーム各個人の勝ち数合計では下位のチームより劣っていることを考えれば、決して実力通りの結果ではなく、オーダーの組み合わせの妙や各相手チームと当たるタイミングなど運のようなものに助けられたのかもしれません。


それでも結果が出た。結果を出せた。

やっぱり嬉しいです。


自分個人としては、数字の上では去年よりもチームに貢献できなかったのが残念なところです。 これもまた去年の感想戦ブログに書いた「もう少し戦法の幅を広げたい」というのも全くできませんでした。


将棋ファンになった初めのころに比べれば、指すことに対する将棋熱はちょっと落ち着いてしまっているような気もするし、たまたま今がそういう時期なのかもしれません。 ただ、そんなゆるい状態でも受け入れてくれるチームがあるというのはありがたいことで、将棋を指す大会で結果を出して喜ぶことができるというのは、個人ではきっと経験できなかったと思います。 この経験をさせてくれたチームメイトに感謝ですね。


毎年毎年、将棋と社団戦をきっかけに、偶然に出会えたいろんな仲間たちと将棋ネタをはじめとしていろんな話ができることは、自分の興味が広がり、新しい発見などもあってとても楽しいものです。


来シーズンはどんな出会いがあるのか。 社団戦はどんな戦いになるのか。 また笑って終えられるように今から準備を、、、


「したい」とは言わず、もう少し昇級の喜びの余韻にひたらせてもらおうと思います。



(記: タナカ @VodkaIceBerg)

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